子供へ伝える「一塾」

世の中のわからないことを学ぶ。あと読書とか子育てとか。

白鯨

【白鯨(上·下巻)】

 

著 メルヴィル

訳 田中西二郎

 

どんな内容?

 白鯨により沈められた捕鯨船の生き残りである男の視点で語られる、過去に自分の片足を白い巨鯨『モーヴィ·ディック』に奪われた、ある捕鯨船船長の復讐の航海物語。

 

特徴

 

 ページ数は上下巻合わせて1000ページ超になるうえ、聖書の内容の引用やエピソードの例えなど、巻末のだけで数十ページあるので、なかなかの難読小説。

 また本筋から逸れた鯨や捕鯨船捕鯨方法や鯨油の摂り方など細かに難しく解説してある。ストーリーだけならページ数は1/2くらいになるのではないか。

 

感想とおすすめ度

 

 余計な文章を飛ばしてストーリーだけ追えば、分かりやすく楽しめる小説かなと思う。書いてあることすべて読まないと納得できない人、長時間の読書が苦手な人には不向き。愛読書にならない本としても色んなところで紹介されてる。

 

おすすめ度

★★☆☆☆

 


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